2014年11月8日の親鸞聖人報恩講では、NHKに出演されている著名な人形遣いの安藤圣一氏が、ご本堂で琵琶の弾き語りを交えつつ「御絵伝(ごえでん) 絵解き」を上演されました。
近年は、ご法話への参加者が減る傾向にあるのですが、ご法話に代わり上演された「御絵伝 絵解き」には、ご本堂がほぼ埋まる約70名もの方々が参加されました。天井の高いご本堂内に響き渡った荘厳な琵琶の音色が、ご参加の方々を魅了しました。
「御絵伝」は親鸞聖人のご生涯を描いた『聖人伝絵(でんね)』の中の挿絵部分のことです。文章部分が「御伝鈔(ごでんしょう)」です。親鸞聖人の報恩講では、「御絵伝」をご本堂の内陣に掲げ、「御伝鈔」が拝読されます