当山前の水田は、古くから「吹雪谷」と呼ばれてきました。この地の水田は、その下部は花崗岩が細かく砕かれた砂質となっているためにミネラル分が豊富で、谷間から流れ出る新鮮な水と相まって、一反当たりの収穫量は少ないものの、良質な米が生産される水田として知られています。
ご家族と稲田草庵にお住まいになられた親鸞聖人は、吹雪谷の農村風景をご覧になって日々を過ごされ、農民たちの農作業を手伝われたこともあったことでしょう。そのような吹雪谷の米を、門徒たちは「庵田米(いおたまい)」と呼び、京都にお帰りになった聖人に運び続けたと伝わっています。
以上のような「吹雪谷の庵田米」の新米を、地元農家および米穀店と提携して農薬使用を最小限に抑えて栽培し、皆様にお分けしています。2024年度の新米(1kg・5kg)が入荷しました(1kg税込850円・5kg税込3700円)。今年の新米も昨年同様、ローズドール賞(最優秀賞)を受賞した新品種「ゆうだい21」です。27kgも取り扱っていますが、ご注文をいただいてから地元の米穀店で脱穀をしますので、1~2日お時間がかかります。宅配便にてお送りすることも可能です(配送料がかかります)。
お電話・FAX・郵送にてのお申し込みも承っています。 (2024.10.04)
●稲田草庵当時の農村風景を維持するため、営農支援策として販売しています。
庵田米にマスコットが誕生しました。「いおたんぼう」です。よろしく!(2014年7月1日)